第76巻の論文特集号では「AIによる放射線技術の発展」と題して,AI技術を利用した放射線科学をテーマとした原稿を募集します.近年AI技術の発展は目覚ましく,画像診断領域ではディープラーニングを利用した診断支援システムが次々と発表されています.米国では食品医薬品局(FDA)によるAI医療機器の承認が,これまでにない速さで進められており,日々進化していく技術に対する新しいルール作りも行われています.日本でも,厚生労働省の保健医療分野におけるAI活用推進懇談会において,2020年にはAIを活用した画像診断の実用化が可能と報告されています.

 しかし,AIを活用した画像診断技術はまだまだ成熟したとはいえず,対象も診断だけではなく,病気の予測,予後の予測,治療への応用などに広がっており,更なる技術の発展が期待されます.そこで,様々な専門性や臨床経験を持つ技術学会会員が新しい技術の研究に取り組み,それを発表することにより分野の発展に貢献できると考えます.

 本特集号では,AI技術に関する広いテーマの新規性の高い原著論文からレビュー論文まで募集します.奮ってご投稿をお願いします.

 チーフエディタ 村松千左子(滋賀大学)
         川下 郁生(広島国際大学)
         中山 良平(立命館大学)
         神谷 直希(愛知県立大学)
         平原 大助(学校法人原田学園)

1.対象分野: AI技術に関連するあらゆる分野の論文で,本学会誌の投稿区分の原著・臨床技術・資料・総説のいずれかとする.
2.論文投稿締切日: 2020年6月1日(日)
3.掲載予定号: 第76巻第11号(2020年11月20日発行予定)
4.論文の執筆と取扱い:
  論文ついては本会ホームページ「学会誌・論文投稿」の投稿規程を参照してください.
  非会員の論文筆頭著者の投稿料は,特集号に限って必要ありません.
  予定総ページ数を超えた場合や手続きの都合で特集号以降に掲載される場合もあります.