2020年4月1日から「診療用放射線の安全管理」における「線量記録及び線量管理」が義務化され線量管理の意識が高まりつつありますが,残念ながら一般撮影用の線量計を持っている施設はまだまだ少なく,どの施設も定期的に線量測定を行っているとは言い難い状況にあります.このセミナーでは,簡易線量計のキット(約15,000円)をご購入いただき,自分自身で半田付け等をして線量計を組み立てていただきます.セミナーで作製する線量計は,線量の日常管理を目的に開発され,線量計を持っていない施設でも,積極的に線量管理して欲しいという願いから考案された線量計です. このセミナーでは線量計をキット化し,組み立て作業を自分たちで行うことで,安価で線量計を提供しています.また線量計を作製するだけでなく,その場で校正を行い,その線量計にトレーサビリティを持たせています.診断参考レベル(DRLs)が報告され,各施設での線量把握の重要性が増し,線量計が必要になると思われます.線量計をお持ちでない施設の方は,ぜひこの機会にセミナーへの参加をご検討いただければ幸いです.多数のご参加をお待ちしています.なお新型コロナウィルスの感染拡大状況によりましては,開催が中止になる可能性があります.中止の際は学会HP,計測部会HPにてご案内します.
日時 | : | 2022年9月10日(土)9:00~18:00,9月11日(日)9:00~正午 |
会場 | : | 東京都立大学 健康福祉学部 放射線学科 |
〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10 https://www.tmu.ac.jp/academics/faculty/hs.html | ||
講師 | : | 小倉 泉(東京都立大学),根岸 徹(東京都立大学),齋藤裕樹(群馬パース大学) |
募集人数 | : | 12名(先着順です.定員になり次第,締め切ります.) |
参加費 | : | 会員 9,000円 非会員 18,000円 |
* Go to JSRT キャンペーン となりますので,ご活用ください. | ||
材料費 | : | 15,000円(一般撮影領域),16,000円(乳房撮影領域) |
(登録完了後,問合せ先の庄司まで,どちらの線量計を選択するかメールでお知らせください) | ||
申込方法 | : | 会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください.非会員の方もご利用いただけます. 申し込み手続きをする前に,申込の手順をご一読ください. ※E-mailアドレスは,必ず連絡可能で添付文書が受け取れるアドレスを正確にご登録ください. ※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください. ※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください. ※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください. ※セミナー参加費についてキャンセル可能期間終了後は原則,返金できませんので,予めご了承ください. |
申込期間 | : | 2022年7月11日(月)~ |
プログラム | : | 初日 |
8:30~ 9:00 受付 | ||
9:00~ 9:10 開会の挨拶,施設の説明 | ||
9:10~ 9:40 講義「簡易線量計の概要」 | ||
9:40~12:00 検出部の作製および動作チェック | ||
12:00~13:00 休憩 | ||
13:00~17:30 表示部の作製および動作チェック | ||
17:30~18:00 全体の動作チェック | ||
二日目 | ||
9:00~ 9:30 校正施設の説明 | ||
9:30~11:30 線量計の校正 | ||
11:30~12:00 質疑応答,閉会の挨拶 | ||
問合先 | : | 東京慈恵会医科大学附属病院 放射線部 庄司友和 E-mail t_shouji@jikei.ac.jp |
詳細は,計測部会ホームページをご覧ください.http://keisoku.jsrt.or.jp/seminar.html |