アルツハイマー病治療薬であるレカネマブが承認され,認知症診断における核医学検査の役割はますます拡大するものと考えます.そこで,脳PET撮像認証や脳血流SPECTなどでも使用されているホフマンファントムの作成ノウハウを習得できるセミナーを企画しました.
 これまで核医学部会で行ってきた核医学画像セミナーは全国各支部を順に持ち回る形式で開催してきました.支部は全国で8つ存在するため,必然的に3年から4年に1度の開催となり,支部あたりの開催頻度が少ないことが問題となっていました.そこで新たな試みとして,サテライト会場をWeb会議システムにて連携し,机上講義と現地での実技実習を行う形態を併せたハイブリッド型研修としました.
 ぜひ皆様,奮ってご参加くださいますようよろしくお願いします.


日   時 :2024年9月28日 (土) ハイブリット開催 8:30 受付開始 ~ 16:30
会   場 :杏林大学 井の頭キャンパスB棟203室
      〒181-8612 東京都三鷹市下連雀5丁目4−1
      久留米大学病院 核医学・PETセンター,医学部基礎3号館
      〒830-0011 福岡県久留米市旭町67番地
募 集 人 数:40名(各会場20名)
参 加 費 :会員 5,000円  非会員 10,000円 (テキスト代含む)*学生含む
 
プログラム予定:
9月28日(土)
8:30 ~ 9:00        会場受付 & Webexオープン
9:00 ~ 9:30     開講式,オリエンテーション(各会場説明)
9:30 ~ 10:15     Web講義 『Hoffman 3D 脳ファントムの作成方法』
——-(以下,サテライト会場実習室にて対面開催)——-
10:15 ~ 10:45   休憩・実技実習会場への移動および準備
10:45 ~ 12:45   各支部会場にてホフマンファントム作成実習
13:00 ~ 14:00   昼食
14:00 ~ 14:30   各支部会場にて作成の振り返りとまとめ
——-(以下,サテライト会場講義室にてオンライン開催)——-
14:40 ~ 15:10   Web講義 『Hoffman 3D 脳ファントムの解析方法』
15:10 ~ 15:20    休憩
15:20 ~ 16:20   ディスカッション・質問コーナー
16:20 ~ 16:30   閉講式
 
※実技実習の事前準備として学会HP の e-learning動画セミナー一覧にある「核医学ファントムの作成-PET編-のSTEP3 ホフマンファントム」を視聴してください.

携帯品:
①ご自身のノートPC
オンライン参加で使用する.Web講義(Webex)で使用しますのでカメラ搭載のものをご用意ください.支部からノートパソコンの貸し出しは対応できません.
〈ソフトのインストール(必須ではありません.)〉
Web講義『Hoffman 3D 脳ファントムの解析方法』では下記のソフトウェアによる解析方法を講義します.実際の解析演習までは行いませんのでソフトのインストールは必須ではありません.
・PETquactIE(日本メジフィジックス提供)
メジひろば)から会員登録して申請する必要があります.ソフトに関する費用はかかりません.本ソフトはMacのOSには対応していません.
 
②白衣
放射性物質は使用しませんが,ファントムを作成する際に衣服が濡れる可能性があるため白衣の持参をお願いします.
 
申 込 期 間:2024年4月15日(月)正午 ~ 7月15日(月)正午 

申 込 方 法: 会員システム「RacNe(ラクネ)」にログインしてお申し込みください.
    非会員でもご利用いただけます.
  (「学会に入会せずサイトを利用したい方」を押して進んでください.)
  ※申し込み手続き前に,申込の手順をご一読ください.
  ※サテライト会場が「杏林大学」と「久留米大学病院」となっています.
   会場ごとに申し込み先が異なるため,申込の際に間違わないようにお願いします.
  ※申し込み多数の場合は,地域および施設を考慮し選考させていだきますのでご承知おきください.
  ※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください.

U R L :東京支部ホームページ 
問 合 先 :公益社団法人 日本放射線技術学会 東京支部 核医学技術研究班
      E-mail jsrt.tokyo.nm@gmail.com
      公益社団法人 日本放射線技術学会 九州支部 九州核医学コミュニティ
      E-mail nm@community.jsrt-kyushu.org
 
 その他:本セミナー受講により核医学専門技師認定機構の単位認定は15ポイントとなります.奮ってご参加ください.
※なお,詳細については随時,東京支部・九州支部・核医学部会のHP等でもご案内させていただきます.

担当 核医学技術研究研究班