X線診療室からの放射線の漏えいは,医療従事者や一般公衆への被ばくに直結しており,X線診療室外側における放射線量の限度値が医療法施行規則や電離放射線障害防止規則等の法令により定められています.X線診療を開始する前に1回,及び,6か月を超えない期間ごとにX線診療室の漏えい放射線量測定を行わなければならないと義務付けられており,X線診療室の漏えい放射線量の測定方法について,2018年に「JISZ4716X線診療室の漏えいX線量の測定方法」が制定・公示されました.
サーベイメータ活用セミナーでは,放射線測定器のサーベイメータを中心に,漏えいX線量測定法についての講義と,実際の漏えいX線量の測定の実習,さらには参加者がお持ちいただいた電離箱式サーベイメータの校正を行います.セミナー後には各施設での漏えい線量測定にお役に立てばと思います.ぜひこの機会にセミナーへの参加をご検討いただければ幸いです.下記の要項にて募集しますので,多数のご参加をお待ちしています.
| 日時 | : | 2023年9月17日(日)10:00~16:00 |
| 会場 | : | 駒澤大学 駒沢キャンパス |
| 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1 | ||
| https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/health-sciences/ | ||
| 講師 | : | 能登公也(金沢大学附属病院),鯨岡恭輔(医建エンジニアリング(株)),関本道治(新潟医療福祉大学) |
| 募集人数 | : | 20名(先着順です. 定員になり次第,締め切ります.) |
| 参加費 | : | 会員 6,000円 非会員 12,000 円 |
| * Go to JSRT キャンペーンとなりますので,ご活用ください | ||
| 参加特典 | : | 電離箱式サーベイメータの校正(診断領域X線)を行います. |
| 希望される方は,電離箱式サーベイメータを当日お持ちください. | ||
| ただし,今回は先着10名とさせていただきます.ご了承ください.(参加者1名につき1台校正) | ||
| *電離箱式サーベイメータの郵送は受け付けません. | ||
| 申込方法 | : | 会員システム『RacNe(ラクネ)』にログインしてお申し込みください.非会員の方もご利用いただけます. ※申し込み手続きをする前に,申込の手順をご一読ください. ※お申し込み後,登録確認メールを受信できない場合は,お問い合わせください. ※申し込み締め切り後に受講の可否について連絡がない場合は,お問い合わせください. ※メールが届かない場合,迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください. ※セミナー参加費については原則,返金できませんので,予めご了承ください. |
| 申込期間 | : | 2023年7月10日(月)~ 8月31日(木) |
| プログラム | : | 10:00 ~12:00(講義) |
| 1「診断領域X線場で用いるサーベイメータの特性」関本 道治 | ||
| 2「臨床施設での漏えい線量測定」能登 公也 | ||
| 3「漏えい線量測定について」鯨岡 恭輔 | ||
| 13:00 ~15:00(実習) | ||
| 4「漏えい線量測定のワンポイントアドバイス」鯨岡 恭輔,関本 道治 | ||
| 15:10 ~15:30 質疑応答 | ||
| 問合先 | : | 新潟医療福祉大学 関本道治 E-mail sekimoto@nuhw.ac.jp |
| 詳細は計測部会ホームページをご覧ください. |





