FAR会 懇親活動

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懇親活動 2016年

2016.4.17. 第72回総会学術大会 「2016 FAR懇親の夕べ」
会場:聘珍樓
代表幹事:前田 幸一
参加者:34名
印象記:
 先にご案内したように、久しぶりに横浜中華街での会食をいたしました。
 当日は、総会の終了を待たずに途中で席を立ち「聘珍樓」にて皆様をお迎えいたしました。
 開会に先立ち、「聘珍樓」広報部長様から横浜中華街と聘珍樓の歴史を伺いました。
 安政6年(1859年)開国となり横浜村に近代的な港が建設され、外国人居留地ができました。諸外国との通商が始まると、 主に欧米系の企業が取引する時の仲介役として中国人商人が付いてきて計算や語学について重宝がられていたそうです。
 その後横浜と上海、香港間に定期航路が開設されるとさらに多くの中国人商人が来日し居留地の一角に関帝廟、中華会館、 中華学校などが建てられ横浜中華街の原型ができました。
 明治17年(1884年)聘珍樓はこの地に誕生し日本の現存する中国料理店として一番古い暖簾です。その後居留地が廃止され 欧米人の多くは帰国したが中国人はここに残り中国人街の雰囲気になりました。その後、関東大震災が大正12年(1923年)、 横浜大空襲が昭和20年5月29日(1945年5月29日)を経て昭和30年(1955年)・中華街入口に門が建てられ、平成元年(1989年)建替え、現在に至っております。 説明の後、最長老の筒井さんの乾杯のご発声で会が始まりました。
 部屋も吹き抜けで上部の壁面に螺鈿を施した木製屏風があり特別の雰囲気で、総会を終えて駆けつけて下さった小倉代表理事のご挨拶を戴くなど、 美味しい紹興酒を頂き料理に舌鼓を打ちつつ、歓談の時を過ごしました。
 会員の皆様も年々年を重ね、かつての酒豪も量より質という事で、紹興酒もランクを上げてご賞味いただき皆様からお喜びいただき好評でした。 料理もやはり吟味されたものをお出しいただき、これまたお喜びいただき幹事としては何とかお役にたてたかなと自画自賛しております。
 今回ご出席できなかった会員のみなさまには是非、次回中華料理の企画の折にはご参加くださいますよう今からお奨めをいたします。
2016.10.15~16. 第44回秋季学術大会「日光を巡る旅」
会場:日光・ホテル春茂登
代表幹事:石井 勉
参加者:14名
印象記:
 今年の秋の親睦旅行は参加者 14 名と予定していた人数を下回りました。残念でしたがそれを吹き飛ばしてくれるような快晴に恵まれました。 出発予定時刻前には飲み物、つまみ等の積み込みも完了し用意万端整えて出発いたしました。今年もお見送りありがとうございます。 ソニックシティを出てから岩槻インターまで結構混んでいて1時間くらい要しました。 東北道に入ってからは車の流れも良く順調にクルージングを楽しみました。日光宇都宮道路から日本三大名瀑の一つ華厳の滝へ向かいました。 落差は97 メートルの勇壮な滝です。エレベーターで降りたところに観瀑台がありました。水の多さや落差の迫力は満点でしばし見とれていました。 勇壮な景色を見た後は駐車場から見る紅葉となった男体山が浮かび上がっていました。
 この後まっすぐホテル春茂登へ向かいました。パンフレットによると明治・大正時代より割烹店として日光の味覚を提供してきたそうです。 ゆっくりした後はお楽しみの宴会の時間です。川上先生のご挨拶、速水先生の御発声で乾杯し楽しいひとときが始まりました。 お刺身、天ぷら、お肉、焼き魚、日光湯波等に飲み放題付きの豪勢な膳でした。大広間にはカラオケのセットが置いてありご自由にお使い下さい とのことで、食事、歓談後は歌わせていただきました。皆様の若い歌声がおそくまで春茂登の館に響いていました。 終了後幹事の部屋で二次会のためお集まりいただき楽しいひとときを過ごさせていただきました。 翌朝も絶好の旅行日和となりました。 8 時 50 分にホテル前に集まり、ホテルの看板の前で記念撮影をしました。バスに乗りホテル春茂登を後にして日光市内観光に出かけました。 目的地は日光東照宮及び二荒山神社です。バスが入れるところまで上ってくれました。予約していた拝観券を受け取り、それぞれに渡していきました。 そして各自拝観しに行きました。ところが集合時間と集合場所をお知らせするのを失念していたのです。途中で気が付き東照宮の中を探し回りました。 11時に二荒山神社で待っていて下さいとやっと伝えることが出来ました。日光東照宮の見所は五重塔、唐門、三猿、鳴竜、眠り猫、徳川家康の霊廟などです。 豪華で有名な陽明門は修復中で全容は見られませんでした。五重塔は塔の中心に心柱が吊り下げられており、10 センチほど浮かせた地震に強い 伝統工法が用いられています。唐門は東照宮で最も重要な本社の正門であります。三猿は猿から学ぶ人生の教訓を表しており 8 面16 匹で描かれています。 鳴竜は巨大な墨絵で見上げると躍動感があり迫力は満点です。眠り猫は有名な左甚五郎による彫刻です。この彫刻の裏側には雀の彫刻があり 猫の居眠りで雀が安心な程の平和を表していると言われています。年配者には手摺の無い急な階段を上り下りした後日光の字を当てはめたと言われる 二荒山へ移動しました。ここは 1200 年前に開山されたパワースポットです。この時期に茅の輪くぐりならぬ笹の葉くぐりがあり左右に回りくぐって パワーをいただきました。この日は東照宮の参道で流鏑馬がありましたが昼食の関係で見物は出来ませんでした。 昼食は東照宮に近い本家やまびこで湯波蕎麦、山菜御飯、たまり漬け、湯波佃煮のお膳です。満喫した後帰りの混雑を見込んで少し早めに大宮へ戻ることにしました。 途中の休息に寄った羽生 PA は江戸時代の町並みを模して造られ鬼平犯科帳を題材にした PA です。予定到着時間を 5 分ほど過ぎて無事に大宮駅に到着しました。 江戸時代を満喫した旅でした。参加した皆様のご協力に感謝申し上げます。飲物やおつまみを差し入れていただいた日本放射線技術学会事務局、 第 44 回日本放射線技術学会秋季学術大会実行委員会、川越の地酒や焼酎を差し入れていただいた森 克彦先生に心から感謝申し上げます。
華厳の滝にて 二次会風景
本家やまびこで ホテル春茂登玄関前