医療情報関連小委員会は、関連学会および諸団体などと連携を図り、主に標準化にかかわる規格・コード・ガイドラインなどを協議、策定しています。現在、委員を派遣している団体、委員会および主な活動内容を以下に示します。
1.画像情報の確定保存に関するガイドラインの策定
厚生労働省より出されている「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」にそって画像情報の電子的な保存に関するガイドラインの作成と更新をします。
2.JIRA関連
2-1.DICOM委員会
- DICOM規格に対する利用者からの要望の取りまとめ。
- DICOM規格の利用方法および修正などに関する検討。
- DICOM規格の広報活動。
2-2.JJ1017WG
- 放射線領域における標準コードの作成とメンテナンス。
- 平成22年度は核医学領域のコードの作成。
3.日本IHE協会:社員団体
- システムを相互接続し、安全性・経済性・利便性の高い情報システムの普及を促進することを目的とした組織です。
- DICOM・HL7などの標準規格を利用した医療情報システム構築のガイドラインを示します。
- 各種ワークフローを分析します。
- 国際協調とNational Extensionを検討します。
- ワークショップの開催など啓発活動を行います。
4.HELICS(医療情報標準化推進協議会):幹事団体
- 保健医療福祉情報の標準化活動を行う団体間での一貫性のある活動を実現するために、標準化の方針と内容について協議を行う組織です。
- 医療情報標準化指針を提示します。
5.SO/TC215国内対策委員会
- 国際間における独立なシステム間での互換性と相互運用性を達成するため、また比較統計(分類等)のためのデ-タの互換性を保証し、努力の重複や冗長性をなくすため、保健医療情報及び保健医療情報通信技術(Health Information and Communications Technology)の標準化を図ることを目的とします。
6.JR3C
- 本学会(JSRT)、日本医学放射線学会(JRS)、日本画像医療システム工業会(JIRA)にて構成されます。
- 医療情報に関連する事項についておもに協議・検討・連絡を行います。





